炭治郎とカナヲの恋。二人はなぜ惹かれあったのか

竈門炭治郎(かまど たんじろう)

鬼滅の刃に登場するキャラクターたちの中でも、公式カップリングで1、2の人気がある炭治郎とカナヲ。

2人の出会いは最終選別でしたが、特に会話をすることはありませんでしたね。

その後、那田蜘蛛山(なたぐもやま)で再会しますが、禰豆子を逃がそうとする炭治郎と、それを追うためにカナヲは炭治郎を踏みつけるという衝撃的なものでした。(炭治郎は覚えていませんでしたが…)

機能回復を終えて、カナヲの心を開くきっかけを炭治郎が作り少しずつ距離が縮まって、最終回で2人が結ばれたことが明らかになりました。

無事に結ばれた炭治郎とカナヲですが、原作では2人が結婚するまでの話などは明らかになっていません。

そこで今回の記事では、炭治郎とカナヲの恋について考察を交えて解説していきたいと思います!

  • 2人が惹かれ合った理由は?
  • 炭治郎がカナヲを意識しはじめたのはいつ?
  • 結婚までは早かったの?

などが気になった人は、是非この記事を読んでみてくださいね!

▼▼▼動画でもご覧いただけます▼▼▼

炭治郎とカナヲの恋はどうやって始まった?

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

まずは炭治郎とカナヲの馴れ初めを簡単に説明していこうと思います!

2人はどんな風に仲を深めていったのでしょうか?

最終選別で出会う

炭治郎とカナヲが初めて会ったのは、最終選別の時でした。

初めて会ったと言っても、会話をすることはなく説明を聞いた後にそのまま解散になりましたが…。

ただ最終選別合格者の中でカナヲだけが唯一着物に汚れ1つない状態だったので、炭治郎が実力者としての印象をカナヲに抱いていたかもしれません。

機能回復訓練を行い、カナヲとの距離が縮まる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

その後は那田蜘蛛山で重傷だった炭治郎は、リハビリと修業を兼ねて蝶屋敷で機能回復訓練に参加。

機能回復訓練には、すでに全集中の呼吸・常中を会得していたカナヲも、炭治郎たちの能力をさらに伸ばすために訓練に参加することになったのです。

はじめはカナヲに手も足も出ない炭治郎でしたが、真面目に訓練に取り組むことでカナヲといい勝負ができるまでに成長しました。

訓練を終えた炭治郎はカナヲに訓練に付き合ってくれた感謝を伝え、その時に炭治郎はカナヲと少し話をし、カナヲが変わるきっかけを作ったのです。

遊郭で重傷だった炭治郎をカナヲが看病

炭治郎は遊郭で上弦の陸と戦い勝利したものの、重傷を負って2か月もの間意識が戻りませんでした。

カナヲは炭治郎の治療の手伝いをしており、炭治郎が目を覚ました時には安心したのか涙を流していました。

炭治郎は目を覚ました後にすぐに寝てしまいますが、それに気づいたカナヲは病室にいる人たちに静かにするように注意したりと、自分の想いをはっきりと言葉にしていました。

鬼化した炭治郎をカナヲが救う

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

最終決戦で無惨を倒すことに成功しますが、炭治郎は無惨によって鬼にされてしまいます。

炭治郎はほんのわずかに自我が残っているものの、周りにいた仲間たちに襲い掛かります。

隊士たちのほとんどは無惨との戦いでまともに動ける人はおらず、何とか炭治郎を止めようとしました。

そんな中、カナヲは終ノ型・彼岸朱眼(ひがんしゅがん)を使って炭治郎の攻撃を何とかかわし、鬼を人間に戻す薬を炭治郎に打ち込むことに成功したのです。

炭治郎は無事に人間に戻り、そんな炭治郎を見てカナヲは安心したように微笑みました。

最終決戦後、桜の木の下で再会

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

戦いの後、体が動かせるようになった炭治郎は蝶屋敷の中で咲いている桜の木の下でカナヲと再会します。

この時のカナヲは表情が豊かで、優しい笑顔を何度も見せていました。

自分のせいでカナヲの視力を奪ってしまった、傷つけてしまったという罪悪感を抱きながらも、カナヲの優しさに触れ、だんだんと炭治郎の表情も明るくなっていきました。

カナヲは過去の経験から感情を無くしてしまっていましたが、このシーンでは姉であるカナエやしのぶを思わせるような優しい笑顔を見せていました!こんなに表情豊かなカナヲを見るのが初めてだった炭治郎は内心ではドキドキしていたかもしれません。

2人が惹かれ合った理由

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

最終回では夫婦になって、子孫を残していたことが判明した炭治郎とカナヲ。

カナヲが炭治郎を意識するようになったきっかけは描かれていましたが、炭治郎がいつからカナヲを意識していたかははっきりと分かっていません。

なので炭治郎はいつからカナヲを意識していたのか考察してみました!

カナヲは銅貨のやり取りがきっかけで炭治郎を意識

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

カナヲが炭治郎を意識し始めたのは、銅貨のやり取りがきっかけでした。

機能回復を終えた炭治郎は、カナヲに修業に付き合ってくれたことに対してお礼を言いにいきます。

カナヲは全てがどうでも良いから決められないときに銅貨を投げ、出た面でどう行動するかを決めているのです。

炭治郎にお礼を言われ、どう対応しようか悩んだカナヲは銅貨を投げ、炭治郎を無視せずに話すことにしたのです。

カナヲが銅貨を投げた理由を知った炭治郎は、カナヲは心の声が小さいのでは?と思い、カナヲにある提案をして銅貨を投げたのです。

カナヲがこれから自分の声をよく聞くこと
表!!表にしよう
表が出たら カナヲは心のままに生きる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

炭治郎は細工無しで表を出し、カナヲに激励を送ります。

カナヲはこの炭治郎のやり取りから、自分の心のままに行動することが多くなりました。

自身を変えてくれた炭治郎との出会いから、カナヲは炭治郎のことを意識し始めたのでしょう。

炭治郎との会話を終えると、カナヲは銅貨を大切に握りしめていました。その後に自分の行動に驚いた様子だったので、無意識にそうしてしまったのでしょう。無自覚かもしれませんが、カナヲが炭治郎を意識し始めたタイミングはここである可能性が高いです。

炭治郎がカナヲを意識したのは最終決戦後?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

炭治郎とカナヲは2人とも鬼殺隊で優秀な剣士だったため、なかなか会う機会はありません。

2人が一緒にいて話す機会があったのも、銅貨のやり取りの時や遊郭での戦いで炭治郎が治療する時などの限られた時間でした。

ですがそれらの時の炭治郎の表情を見ると、カナヲのことを意識しているといったようには見えず、あくまで仲間として接しているという様子です。

しのぶや甘露寺から近距離で話しかけられた際は、照れた様子だったり鼻血を出したりと年頃の男の子らしい反応をしていましたが、カナヲの時にはありませんでした。

しかし!そんな炭治郎が実はカナヲを優しく見つめるシーンがあるんです!

それが描かれていたのは、戦いを終えて2人が桜の木の下で再会した時です。

蝶屋敷には、初代の花の呼吸の剣士が植えた桜の木があり、鬼との戦いに勝つという意味を込めて「必勝」という名前が付けられていました。

カナヲは桜を植えた初代の剣士に、その思いが叶ったと伝えに来たのです。

カナヲは桜を見上げていましたが、炭治郎はそんなカナヲを少し照れたような表情で見つめていました。

この時に炭治郎はカナヲを初めて意識したのではないかなと思います。

炭治郎とカナヲはどうやって結婚した?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

炭治郎とカナヲは結婚しましたが、結婚の経緯については一切明らかになっていません。

なのでここからは炭治郎とカナヲがどうやって結婚に至ったのか考察していこうと思います!

最終決戦後は月に1度、定期健診で会っていた

最終決戦後に炭治郎は禰豆子と善逸、伊之助と共に住んでいた家に帰り炭売りの仕事をして、カナヲは蝶屋敷で医者として働いています。

炭治郎は月に一度定期健診で蝶屋敷を訪れていたので、炭治郎とカナヲは少なくとも月に1度は顔を合わせていました。

しのぶが亡くなってカナヲは医者となりました。分からないことがあると、鴉を飛ばして愈史郎に聞いているみたいです。前は怪我人の治療をアオイ達の様に上手く出来なかったカナヲですが、しのぶの跡を継ごうと努力したに違いありませんね。

協力者は禰豆子とアオイ?

個人のイメージですが、炭治郎もカナヲも自分に向けての好意については鈍そうな気がします。

そこでうまく仲介してくれたのは、禰豆子とアオイだったのではないでしょうか。

禰豆子はよく伊之助と共にカナヲとアオイのもとへ遊びに行っていたみたいです。

もしかしたら、その時に炭治郎のことについて禰豆子にカナヲが相談していたかもしれません。

禰豆子は竈門家の長女であり下の兄妹たちの面倒見も良かったので、年齢はカナヲの方が上ではあるものの、炭治郎をよく知る頼れる相談相手だったのかもしれませんね。

アオイもカナヲのことを大切に思っていますし、炭治郎が良い人であることは知っているはずなので、なかなか積極的に行動できないカナヲの背中を押してくれそうです。

結婚したのは早かった可能性が高い

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

炭治郎とカナヲが結婚したのは、善逸と禰豆子、伊之助とアオイよりも早かったはずです。

その理由は、最終話で祖先たちが登場していますが、炭治郎とカナヲの子孫だけは玄孫(やしゃご)として登場していました。

その他の子孫たちは曾孫(ひまご)として登場しており、世代が1つ違うことが分かります。

炭治郎は同期の中で唯一痣の発現に成功しており、痣の代償として、25歳まで生きられない可能性が高かったため、早く結婚したと考えられます。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

炭治郎とカナヲの馴れ初めや、2人がお互いを意識したのはいつだったのかを考察してみました。

まとめると…

炭治郎とカナヲの恋まとめ

・鬼殺隊として忙しい日々を送りながらも、少ない時間で2人の距離は少しずつ縮まっていった
・カナヲは銅貨のやり取りをきっかけに心を開き、炭治郎を意識するようになる
・炭治郎は最終決戦後の桜の木の下での会話からカナヲを意識し始めたように見える
・2人が恋人になるまでの詳細は不明だが、禰豆子とアオイの協力があったかもしれない

・結婚したのは同期組の中で一番早かった可能性が高い

最終巻では、炭治郎とカナヲが一緒に描かれたシーンが追加されています。

こちらは単行本でしか見れないので、まだ見たことない人は是非チェックしてみてください。

いつか2人の結婚までの話も読んでみたいですよね…!

最後までお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました