社会現象を巻き起こし大人気漫画となった鬼滅の刃。
累計発行部数は2億2000万部を突破していて、日本を代表する人気漫画の1つとなります。
人気絶頂の中連載は終了しその後にスピンオフ漫画は描かれたものの、続編が描かれることはありませんでした。
人気作品では続編が描かれることはよくありますが、なぜ鬼滅の刃の続編は描かれてないのでしょうか?
今回の記事では、鬼滅の刃の続編がない理由について考察していこうと思います。
- 鬼滅の刃の続編はある?スピンオフとは?
- 鬼滅の刃の続編がない理由は?
- もし鬼滅の刃の続編を描くとなるとどうなる?
などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
鬼滅の刃の続編は存在する?

2020年5月に週刊少年ジャンプでの連載が終了した鬼滅の刃。
立志編のアニメが終了し無限列車編の劇場公開が控えていた人気絶頂の中、惜しまれつつも連載終了となりました。
それ以降鬼滅の刃の続編は描かれることはなく、2026年2月現在も続編は描かれていません。
スピンオフは存在する
鬼滅の刃に続編はありませんが、スピンオフ漫画が存在します。
全部で3つのスピンオフ漫画が存在していて、冨岡義勇の任務の話、煉獄杏寿郎の柱になる前の話、コミックスで番外編として描かれていたキメツ学園が舞台となったものがあります。
| 冨岡義勇外伝 | 水柱である冨岡義勇のとある任務が描かれていて、蟲柱の胡蝶しのぶも登場しています。冨岡が炭治郎と禰豆子に出会って少ししてからの時系列です。 |
| 煉獄杏寿郎外伝 | 炎柱である煉獄杏寿郎が柱になる前の任務が描かれていて、継子である現恋柱の甘露寺蜜璃も登場します。 |
| キメツ学園! | 原作コミックスに登場する中高一貫!!キメツ学園物語の世界観をもとにした学園コメディ。 |
公式ファンブックで鬼殺隊解散後が描かれる

鬼滅の刃の最終コミックスである23巻が発売と同時に、公式ファンブックの第二弾も発売されました。
公式ファンブックでは新作のおまけ漫画が描かれており、そこでは鬼殺隊が解散した後の炭治郎たちの生活が描かれていたのです。
炭治郎と禰豆子は暮らしていていた家に帰り、善逸と伊之助は2人についていき4人で暮らしていました。
最終決戦後に生き残った隊士たちとも交流があり、鬼のいない世界で全員が幸せに暮らしているみたいです。
鬼滅の刃の続編が書けない理由
大人気漫画では続編が登場することが多くありますが、鬼滅の刃には続編が存在しません。
なぜ鬼滅の刃の続編はないのでしょうか?その理由を考察してみます。
①鬼の始祖である無惨が消滅している

1つ目の理由は、ラスボスである鬼の始祖・鬼舞辻無惨が消滅していることです。
最終決戦では鬼殺隊が一丸となり無惨を夜明けまで地上に留め、日の光で無惨を消滅させることに成功しました。
消滅する寸前に無惨は炭治郎に自身の血と力をすべて注ぎ込み、想いを炭治郎へと託し、無惨の狙い通り炭治郎は鬼になってしまいます。
しかし鬼殺隊は炭治郎を人間に戻そうと奮闘し、炭治郎は人間へと戻り無惨の願いは叶いませんでした。
無惨は存在も消滅し、炭治郎へ託した想いも受け継がれることはなかったのです。
②主人公の目的が達成されている

2つ目の理由は、主人公である炭治郎の目的がすべて達成されていることです。
炭治郎が鬼殺隊の道を進むことになったのは、「家族で唯一生き残り、鬼になってしまった禰豆子を人間に戻す」という理由でした。
さらに家族を殺し禰豆子を鬼にした無惨の存在を知り、鬼殺隊になってから「鬼舞辻無惨を倒す」という目的が増えたのです。
物語の終盤で禰豆子は珠世が開発した鬼を人間に戻す薬によって人間に戻り、無惨も鬼殺隊が一丸となって戦った結果倒すことができました。
最終話までに炭治郎の目的はすべて達成しているため、続編を描くのが難しいのかもしれません。
③鬼殺隊が解散している

3つ目の理由は、鬼殺隊が解散しているということです。
鬼滅の刃には色々と見どころはありますが、鬼と鬼殺隊の戦いも見どころの1つですよね。
しかし無惨が倒された後に、当主となった産屋敷輝利哉によって解散が言い渡され、隊士たちは別々の道を歩むことになりました。
鬼殺隊があっての鬼滅の刃と言えるので、解散していることも理由に含まれていそうです。
④鬼のいない世界が描かれている
4つ目の理由は、最終話で鬼のいない世界が描かれていることです。
産屋敷耀哉が予想した通り無惨が死んだことで愈史郎を除く鬼たちはすべて消滅しました。
先ほども少し触れましたが、鬼滅の刃は鬼殺隊と鬼との戦いを描いた物語です。
鬼との戦いが終わり、最終話で炭治郎たちをはじめとした鬼殺隊の隊士たちの子孫が鬼のいない世界で平和に暮らしている様子が描かれていました。
この平和な世界こそずっと鬼殺隊が望んでいた世界で、この世界を壊して続編を作るというのは少し違うのかなと感じますね。
鬼が生まれてくることはない
無惨が人間から鬼になったのは、医者が調合した薬を飲んだことがきっかけでした。
その薬に使われていたのが「青い彼岸花」であり、無惨が鬼になって1000年以上も追い求めていたものです。
最終話で伊之助の子孫が青い彼岸花の研究をしていましたが、研究の際に枯らしてしまって世界中から非難されるというシーンが描かれていました。
さらに公式ファンブックでは青い彼岸花は育てるのが難しく、種も残っていなかったため絶滅し、今後鬼は生まれてくることはないとはっきりと記載されていたのです。
もう鬼は生まれず、これからは平和な世界が続くということが分かりますね。
続編が不要だと考えられる理由
鬼滅の刃の続編が描かれない理由について考察しました。
続編が見たい!という気持ちはもちろんありますが、鬼滅の刃には続編は不要という考えもあります。
続編が不要と考えられる理由について解説していきます。
鬼滅の刃は人の想いを描いた作品である

鬼滅の刃のテーマははっきりとは明示されていませんが、産屋敷耀哉が言っていた「人の想いは不滅」というのが作品のテーマなのではと言われています。
鬼舞辻無惨という圧倒的な存在の前に何度も鬼殺隊は存続の危機に陥りましたが、それでも鬼殺隊は無くなることはありませんでした。
鬼殺隊が無くならなかった理由は「無惨を倒して鬼のいない世界を作りたい」という強い想いがあったからこそです。
そしてその想いがようやく現実となり、無惨は鬼殺隊によって倒すことに成功しました。
もし続編で鬼が復活してしまった場合、人の想いが鬼の脅威に負けてしまうとも捉えられてしまい、それでは鬼滅の刃のテーマを否定することになります。
作品のテーマを守るためにも、続編は不要なのではと考えられますよね。
物語として綺麗に終わっている
もう1つの理由は、物語が綺麗に完結しているということです。
主人公である炭治郎の「禰豆子を人間に戻す」という目的が達成されていて、鬼殺隊の「鬼舞辻無惨を倒す」という目的も達成されています。
そしてその2つが叶ったことで鬼がいない平和な世界が訪れ、最終話では子孫たちが普通の生活を送っている様子が描かれてました。
物語として綺麗に終わっており、時代も大正から現代へと変わっています。
ここから続編を描くとなると、その物語は鬼との戦いを描いていた鬼滅の刃とは異なり、続編というよりかはスピンオフに近い存在と言えそうです。
それでも続編を作る場合は?
鬼滅の刃の続編は不要というのがというのが個人的な考えですが、それでも続編を作るとなった場合はどんなものになるのでしょうか?
続編について考えてみました。
①鬼殺隊解散後のキャラクターたちの生活
1つ目は鬼殺隊解散後の隊士たちの生活を描くというものです。
原作では鬼殺隊が解散後、炭治郎と禰豆子は生まれ育った家に帰り、善逸と伊之助も共に2人の家で暮らすことが判明し、その他の隊士たちについては触れられていませんでした。
公式ファンブックではその後の4人の暮らしと、他の隊士たちとの関わりが描かれています。
そこでは善逸が禰豆子に対してプロポーズをして、1年後に返事をもらうという約束をするというところで終了していて、禰豆子がどんな返事をしたのかは分かっていないです。
最終話では禰豆子と善逸の子孫が登場しており、2人が最後に結ばれたことは判明していますが、どんな経緯があったのかは判明していません。
そのため、続編として善逸と禰豆子の馴れ初めや、その後の隊士たちがどんな生活を送っていたのかを続編として描く可能性はありそうです。

炭治郎とカナヲ、伊之助とアオイが結ばれたことも判明していますが経緯については分かっていません。この2組の馴れ初めについても続編として読みたいなという気持ちが個人的にはすごくあります…!
②子孫や生まれ変わった人たちの生活
2つ目は現代を生きる隊士たちの子孫や生まれ変わった人たちの日常を題材にするというものです。
子孫や生まれ変わった人たちについては最終話にしか登場していませんが、大正時代と同じく全員がかなり濃いキャラクター設定となっていました。
炭治郎とカナヲの子孫である竈門炭彦が中心となっていて、炭彦は高校生と言う設定だったため学園モノになるかなと考えられます。
鬼滅の刃では学校の要素が一切なかったため、キメツ学園に近い内容になりそうです。
まとめ

鬼滅の刃の続編が書けない理由について考察しました。まとめると…
■書けない理由として考えられること
・鬼の始祖である無惨が消滅している
・炭治郎の目的が最終話までにすべて達成している
・鬼殺隊は解散し、最終話では鬼のいない世界が描かれている
■続編が不要と考えられる理由
・鬼が復活してしまうと、人々の想いが鬼に負けてしまったとも捉えられてしまう
・物語が綺麗に終わっており、続編として描く必要がない
個人的には、続編として鬼との戦いを描くと「人の想いが無惨を打ち取った」という事を否定してしまうため続編が描かれないのでは?と思いました。
鬼滅の刃は大好きな作品ですが、物語として綺麗に完結しているので続編は不要ではないかと感じます。
もちろんスピンオフでその後の鬼殺隊や、柱が柱になるまでの経緯などが描かれたら嬉しいですが、可能性は低そうですよね…。
ここまでお読みいただきありがとうございました!











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